山笠

水曜日の色


山笠


d0156557_19071968.jpg


父も母も福岡の出身だ。
福岡でも、博多と福岡とに二分されるが、母は博多っ子だ。
母の実家は型染めの染物屋で、私の祖父にあたる、母の父親は三代目だった。

私が生まれて割とすぐに、その母方の祖父は亡くなった。だからその祖父には会ったことが無い。母の母親、私の祖母にも会ったことが無い。その祖母は、母の小学校の入学式の日に亡くなってしまっていたからだ。

母は幼稚園の頃、毎朝、忙しい染物屋の女房である母親の背中に向かって、「母ちゃん、行ってくるね」と言って、出かけていたそうだ。
母には、一番上に兄、その下に四人の姉、そして弟がいた。

博多に住んでいるとなれば、7月には博多祇園山笠がある。
母のもとには、確か、山笠の写真があった。
祖父が、東流の長を務めた時の写真のようだ。母やすぐ上の伯母達もまだ小さく、女の子だけれども法被を着て、その写真に写っていた。
その幼い頃の母は、いかにも末の妹らしい、ちょっとやんちゃな顔付きをしていた。

母親が亡くなった時、中学一年生になる一番上の伯母は、父親に「私が何でもやるから、再婚しないでほしい」と懇願したそうである。
それで、祖父は再婚しなかった。
そして、その伯母は、一番下の妹、私の母の望みは、何でも聞いてあげようと思っていたそうなのである。

91歳のその伯母に会いに行き、また、母の弟、私の叔父にも会った。
染物屋三代目の祖父母の話、四代目を継いだ伯父伯母の話、そして母の話を聞いた。
だんだん、そんな昔話を聞ける機会も少なくなって来ている。

このところ、山笠の頃、祖父母たち、父母の墓参りに、博多を訪れている。

昨年は、初めて、追い山笠ならし、集団山見せ、追い山笠と、舁き山笠を初めて、間近にこの目で見た。
追い山笠ならしには、櫛田神社のすぐ前に陣取って、一番山笠の博多祝い唄を聞いた。母から唄ってもらっていて知っていたその祝い唄に鳥肌が立った。私も共に手を打った。
集団山見せでは、福岡市役所前での、博多手一本が胸に響いた。
追い山笠には、夜明け前の祇園の街角で山笠を待った。
山笠を担ぐ舁き手以外にも、老いも若きも、じいちゃんも孫も、博多の町を駆け抜けて行った。

今年も、博多の町には、飾り山笠が立っている。
追い山のクライマックスに向け、博多の町は熱くなって行く。
若き日の祖父と幼い母の法被姿も、博多の町を駆けて行く。





[PR]
# by kiyoko_ki | 2017-07-12 16:25 | 水曜日の色 | Comments(2)

今日の地震

d0156557_20350685.jpg



今日のこちらの地震、大きく横に揺れました。

すぐに長ズボンに着替えて靴下も履いて、
運動靴も出しました。

今まで、そういう時の荷物の用意をしていなかったので、
すぐにリュックに用意。

浴槽に温泉のお湯は入っていましたが、
鍋やペットボトルに水の用意。

が、津波は無いという放送で、

お昼を食べなくてはとお昼を食べました。

夫は出かけていて夕方帰って来ました。

震源地近くに居たようで、
駐車場に入ろうとしているところで、
悪路に乗り上げたような気がしたそうです。

が、降りてみると、道には何もなく、狐につままれたよう。

でもすぐに放送があって、地震と知ったそうです。

当分、用心しますね。


写真は、うちの育ち過ぎているミョウガです。

記事とは関係ありません。






[PR]
# by kiyoko_ki | 2017-07-11 20:50 | エトセトラ | Comments(4)

福岡に行って来ました

九州北部の災害大変な時期でしたが、

前々から予定していたので、福岡に行って来ました。

お天気はまずまずでした。

博多は山笠の季節です。

写真は、博多駅前の飾り山笠。

15日が追い山笠です。


d0156557_08322187.jpg



d0156557_08324480.jpg






[PR]
# by kiyoko_ki | 2017-07-11 08:37 | 福岡 | Comments(2)